今思えばあれは・・・リストラ第1号
いつかは書き残したいと思っていた家族のこと。
リストラなんて言葉が世に出る前に、父はリストラされてました。
(1984年ごろ、当時私は10歳、今の年もばれちゃいますね・・・)
まあ半分父が悪いんですけど・・・。
会社の方針に従わなかったらしいです。
詳しいことはよくわかりません。
その時から家族の歯車は大きく狂い始めました。
もしあのとき父が会社をやめてなかったら、家族の皆それぞれがどんな人生になっていただろう?とふと思いま
した。30年後に孤独死寸前で惨めな姿で見つけられるなんて誰が想像したでしょう。
なぜあの時、家族皆でひとつになって父を支えられなかったのだろう・・・。
同じ過ちを犯さないよう、私に気付かせるために、父は今まで生きていたのではないかと思いました。
こんな風に冷静に思い返せるようになったのも私が年を取ったせいですかね。