アスペルガーかも?な夫をもつ妻のブログ

アスペルガーかも知れない(未診断・未受診)夫さんをもつ妻のブログです。悩み始めてかれこれ3年経過。状況は悪化するばかり・・・。

そもそも親が離婚したからこんなことになるんだ

24年前に両親は離婚し、その後父は再婚せず(いやあんな変わり者と再婚する人なんてこの世に絶対にいない)一人で暮らしてきました。

いざ介護が必要となると、兄夫婦は母と同居しているので、必然的に私しか面倒を見れる人がいません。本当は面倒なんて見たくもありません。私が中学、高校生のころ、どんだけ嫌な思いをして過ごしてきたと思っているんだ。自分がしてきた言動もすっかり忘れ、面倒見てもらえるのが当然とばかりに大きな顔をされたら、本当にいい迷惑です。

両親が離婚なんてしていなければ、こんなことにもならなかったんだな、とふと思いました。両親が離婚する、という経験ですら私にとっては何年も消化できない重い経験だったのに、今度は24年間ほぼ音信不通の父の面倒をみなくてはならないなんて・・・。神さまはどんだけ私に試練をお与えになるのでしょう。

母はしきりにつらい思いをさせて申し訳ないとは言うけれど、何も手伝ってもらえず、全部ひとりでしなくてはならないこのつらさは、いったいだれにわかってもらえるというのでしょう。

ひとつの歯車が狂うと、のちのちもっと大きく狂ってしまうんだなあと思わされました。あの時は離婚をするのがベストなタイミングだったのだけれど、(地獄のような日々から逃れるために、私自身も両親には早く離婚してほしかった)母は父から逃れることはできても、子は親からは逃れることができないなんて、なんて理不尽な世の中なのでしょう。

本当に縁を切って暮らすこともできるのでしょうが、そうしたら父方の親戚に迷惑がかかるだけですから、そんなこともできません。

でもだれにも必要とされていないと思われるのに、父はどうして生きているのでしょう。生き恥をさらしているようにしか思えませんけど。自分がすべて正しいと信じてきた父は、今の自分をどう見て、どう考えているのでしょう。

ただただ悪い生き方のお手本にしか思えません。だから私の3人の子どもたちには、じいちゃんのように、人様に迷惑かけちゃいけないんだよ、最後まで自立して生きていかなければならないんだよ、と教えています。もちろん病気や障害があって、そうできない人は仕方がないですけれどね。父は断じて違います。だただた怠惰な生活を送っていたからです。