「夫に死んでほしい妻たち」を読んで

すごいタイトルです。

私の心の中をなんで知っているのでしょう？（笑）

共感できる事例が沢山載っていました。

そうだね、そうだね、と共感はできても、解決策にはならない。

ある種のむなしさを感じました。

目の前の夫に困っているんだよ。

どうしたらいいか、誰か教えてよ。

困ったことに当の本人は自分に非があるなんて、これっぽっちも思っていないんだよ。

本当に夫がこの世からいなくなったら、私の苦悩もなくなるのに。

幸いなことに、我が夫さんは、自分が早く死ぬと信じていますので、私はその日が来るのを待ち望んでいます。

しかし、一般的な傾向として、早く死にたい人ほど、なぜか長生きしてしまっていますので、私の望みはかなえられないのではないかと危惧しています。

生きるとはなにか、夫婦とはどうあるべきか、人生とはなにか、自分の使命とはなにか・・・そんなことをこれっぽっちも考えていない能天気な人が、簡単に死ねるはずがありません。

神様はそんなに優しくはありません。

自分の目の前に降りかかってくる困難を、すべて周りの人のせいにするような人があっさりと死ねるとは思えません。

なぜ自分の身に次々と困難が降りかかるのか、どうして深く考えないでしょう？

いい年して、どうして物事を深く見つめることができないのでしょう？

本当にむなしさを感じます。

当然、私にもそのような人だ、と見抜けなかったので、自分にも非があります。

どうしたもんじゃろのう～？